「大村博美(ソプラノ)&アルベルト・ヴェロネ−ジ(ピアノ)」 世界が認めた“蝶々夫人”の熱唱を聴き逃がすことなかれ
(c)Macus Boman
世界の一流オペラハウスを舞台に活躍中のソプラノ大村博美のリサイタルが開催される。
その彼女の価値を世界に知らしめた演目がプッチーニの名作オペラ『蝶々夫人』だ。オペラ史上に残るヒロイン“蝶々夫人”を演じた回数はすでに100回を超え、昨年はついにプッチーニの生地イタリア・トスカーナ州トッレ・デル・ラーゴで毎年開催されている「プッチーニ・フェスティヴァル」において、この大役を歌ったというのだから本物だ。もちろん当たり役の“蝶々夫人”以外にも、ヴェルディ作品における数々の熱唱ぶりは注目の的。世界に通用する数少ない歌手の1人としてその存在感は高まるばかりだ。
今回のリサイタルでは、イタリア有数のマエストロにしてプッチーニ・フェスティヴァルの理事を務めるアルベルト・ヴェロネ−ジがピアノを担当し、プッチーニを始め、リストやグノーにトスティなどなど、大村の魅力を引き出す素敵なプログラムがずらりと並ぶ。まさに今が旬のソプラノ大村博美を聴き逃がすことなかれ。
http://hiromiomura.com
●大村博美さんインタビュー(今回の公演に寄せて)
http://www.toppanhall.com/archives/voice/index.html