愛あるセレクトをしたいママのみかた

「誰も見ていない場所」で踊る身体から、自由を考える──吉祥寺で生まれる新しいダンス体験

ぴあ
「誰も見ていない場所」で踊る身体から、自由を考える──吉祥寺で生まれる新しいダンス体験


東京・吉祥寺シアターにて、異ジャンルとの融合でダンスの未知なる可能性を探求する吉祥寺シアターオリジナル企画「吉祥寺ダンスLAB.」の最新作、『誰も見ていない場所で、たしかに わたし は踊っていた』が、2026年1月31日(土)・2月1日(日)に上演される。本企画第9弾は、ダンスカンパニーegglife(主宰:asamicro)と美術家・迎英里子のコラボレーションが実現する。

2018年度からスタートした吉祥寺ダンスLAB.は、異分野とのコラボレーションを起点に表現の可能性を問い直す実験的プロジェクト。これまでも、美術家や音楽家との創作や、短歌や編み物という意外なジャンルとの組み合わせで、刺激的な化学反応を巻き起こし、話題をふりまいてきた。

「誰も見ていない場所」で踊る身体から、自由を考える──吉祥寺で生まれる新しいダンス体験

egglife(photo by 前谷開)
本作の演出・振付・構成を手がける、asamicro主宰のダンスカンパニー「egglife」は、記憶と日常をすくい上げ、どこか可笑しく、しかし忘れがたい身体の運動を生み出すダンスカンパニー。HIPHOPダンスで得てきた瞬発力や低重心を活かし、中毒性あるユーモラスな振付とテンポの良い構成を得意とする。一方の迎は、屠畜や石油の採掘、国債の仕組みなど、世の中に存在する不可視の現象=システムをモチーフとし、そのメカニズムを等身大の装置へ変換し、動作させることでシステムを実際に作動させるパフォーマンス作品を制作している美術家だ。

今回asamicroは、自身の不登校時代に「誰も見ていない場所」でひっそりと踊っていた経験を起点に、社会が個人に課すさまざまな制約から自由になるための身体の在り方を探求する。
その試みは、観客が主体的な生き方を見つめ直すきっかけともなり得るものに。全3回公演の中で、迎が「いる/いるけどいない/いない」という3つの異なるバージョンを上演するのも独特。存在の条件や知覚の枠組みを問い直し、観る者の身体感覚を揺さぶる実験的な内容となる。

◼️演出・振付・構成:asamicro(egglife) コメント全文

「誰も見ていない場所」で踊る身体から、自由を考える──吉祥寺で生まれる新しいダンス体験

asamicro(photo by ともまつりか)
私はずっと、
「わたしたち生きものは、自分で想像するより弱くない。もっと生きていける」みたいな、生まれ持った、この世界を生き抜く力を信じていたいんだと思います。
どこにいても、誰といても、たった1人ぽっちであっても。
ドゥクドゥク、、オギャー!!身体の音の はじまり を 思い出せ!

◼️舞台美術:迎英里子コメント全文

普段現代美術の分野で活動している私にとって、ダンスに舞台美術として関わらせていただくのは初めての経験です。
『誰も見ていない場所で、たしかに わたし は踊っていた』というタイトルのもと、2人でディスカッションを重ねてきました。
いないこと、いるけれども見えないことをダンスとパフォーマンスを用いてどう表現するか、様々なアプローチで挑戦しています。
ぜひ御覧いただけると嬉しいです。

<公演情報>
吉祥寺ダンス LAB.vol.9
『誰も見ていない場所で、たしかに わたし は踊っていた』

演出・振付・構成:asamicro
舞台美術:迎英里子

出演:山中芽衣、佐藤琢哉、田花遥、森本圭治、asamicro

2026年1月31日(土) 13:00 (1)
2026年1月31日(土) 18:00 (2)
2026年2月1日(日) 15:00 (3)

会場:東京・吉祥寺シアター

(1)=迎英里子がいる、(2)=いるけどいない、(3)=いない

【アフタートーク】
2026年1月31日(土) 18:00公演
ゲスト:青木彬(インディペンデント・キュレーター/社会福祉士)

公式サイト:
https://arte-friends.com/lp/lab9-dareodo/

提供元の記事

提供:

ぴあ

この記事のキーワード