くらし情報『シリーズ第1作の彩色画全点を日本初公開 『出版120周年 ピーターラビット(TM)展』世田谷美術館で開幕』

2022年3月29日 18:00

シリーズ第1作の彩色画全点を日本初公開 『出版120周年 ピーターラビット(TM)展』世田谷美術館で開幕

びっくりした様子を表すためには後ろ姿でそれを表現したり、もしウサギが2本足で立って、走るとしたらこう走るだろうというところを博物学的な目で描いている。もうひとつこの作品のおもしろいところは“行きて帰りし物語”であるということ。絵本というのはだいたいハッピーエンドが多いんですけど、曖昧な形で終わるんですよね。純文学もそうなんですけど、行って帰って、まだまだ人生は続くんだよ、みたいな。つまり何回読んでも飽きないんですよね。そんなところが魅力なんじゃないかなと思います」

シリーズ第1作の彩色画全点を日本初公開 『出版120周年 ピーターラビット(TM)展』世田谷美術館で開幕

同展監修を担当した大東文化大学教授の河野芳英さん
続く第3章「ピーターラビットと仲間たち」では、全23冊出版されている「ピーターラビット」シリーズから、『ベンジャミン・バニーのおはなし』『はりねずみティギーのおはなし』『フロプシーのこどもたち』などピーターラビットが登場する作品の草稿や原本などが展示されている。第4章「広がるピーターラビットの世界」では、絵本のキャラクターを商品化するための特許を取得した最初の人物ともいわれるビアトリクスが考案したさまざまなグッズや日本での展開などについても紹介。展示の最後は、イギリス湖水地方にあるテーマパーク「The World of Beatrix Potter Attraction」

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