くらし情報『東京では35年ぶり! 動く彫刻である「モビール」で知られるアレクサンダー・カルダーの個展、麻布台ヒルズ ギャラリーで開催』

東京では35年ぶり! 動く彫刻である「モビール」で知られるアレクサンダー・カルダーの個展、麻布台ヒルズ ギャラリーで開催

ニューヨークのカルダー財団理事長であるアレクサンダー・S.C.ロウワーのキュレーションにより、カルダー財団が所蔵する1930〜70年代の作品約80点で構成される。日本の美意識や伝統との共鳴をテーマに、代表的なモビール作品をはじめ、彫刻家仲間のジャン・アルプが「スタビル」と名付けた静止した抽象的な彫刻、油彩画やドローイングなども展示される。
東京では35年ぶり! 動く彫刻である「モビール」で知られるアレクサンダー・カルダーの個展、麻布台ヒルズ ギャラリーで開催

Seven Black, Red and Blue, 1947Oil on canvas 122.2 × 153 cm.
カルダー自身は日本を訪れることはなかったが、孫のアレクサンダー・S.C.ロウワーは「祖父の作品には、日本の伝統と共鳴する繊細さと優美さがあり、崇高で儚いものに対する深い敬意があります。カルダーが終生抱いていた日本の美学と文化への憧れに寄り添い、彼が制作において取り組んだ不均衡性や非対称性、近似性の中にある自由さにもとづいて、直感的にキュレーションしています」と語る。日本の多くの詩人や芸術家に受け入れられ、日本国内18カ所の美術館に作品が収蔵されているなど、長らく日本で親しまれてきたカルダーの世界をあらためて堪能したい。
なお、7月には麻布台ヒルズ ギャラリー内に日本では初出店となるペースギャラリーがオープンする。

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