現代韓国演劇シリーズ第8弾 “冤罪”描く『四番目の人』本邦初演を生田みゆき演出で
名取事務所と韓国の劇団「普遍的劇団」が共同制作する『四番目の人』が、2026年6月19日(金) から28日(日) まで東京・下北沢の「劇」小劇場で上演される。
現代韓国演劇上演シリーズの第8弾となる『四番目の人』は、普遍的劇団を主宰するイ・ボラムによる最新作。テーマは「冤罪」で、再審により無罪判決を受けた実際の事件をもとにしている。今回は本邦初演となる東京バージョンへと改編。韓国との国際交流を深化させ、脚本・美術・衣装・チラシデザインは韓国側のスタッフが担う。演出は、文学座所属で演劇ユニット「理性的な変人たち」のメンバーであり、2024年には名取事務所公演『占領の囚人たち』『屠殺人ブッチャー』ほかにて第31回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した生田みゆきが手がける。
出演者は、赤松怜音(有限会社ニュース)、鬼頭典子(文学座)、石井英明(演劇集団 円)、小泉将臣(劇団俳優座)、西山聖了(名取事務所)の5名。公演は全12ステージを予定しており、アフタートークやプレトーク、バックステージツアー、事前舞台説明会なども設けられる。
【あらすじ】
17年前、検事の執務室。強盗致死事件の犯人としてのチェピルと、自分が真犯人だと主張する女性。検事の高圧的な態度に怯えたチェピルは、「自分が犯人だ」と言ってしまう。
時は流れ、17年後の現在。その事件の担当検事だった男は、娘のウンジが殺人の容疑で拘置所に収監されたことを知る。拘置所を訪ねてきた父にウンジは繰り返しある質問を投げかける。
しかし、父は一切答えない。
再び時は戻り、17年前。
自首した女性は検事の執務室からの帰宅後、自分の代わりに濡れ衣を着せられ、刑務所に入ったチェピルを思い、街中に貼り紙を貼って彼の冤罪を知らせる活動を始める。
一方チェピルは自分の無罪を主張し、自首してきた女性をもう一度取り調べてほしいと検事宛てに手紙を書き続けていた。
<公演情報>
名取事務所・보편적극단(普遍的劇団) 共同制作
現代韓国演劇上演『四番目の人』
作:イ・ボラム(이보람 )
演出:生田みゆき
ドラマトゥルク・翻訳:沈池娟(シム・ヂヨン)
出演:
赤松怜音(有限会社ニュース)、鬼頭典子(文学座)、石井英明(演劇集団 円)、
小泉将臣(劇団俳優座)、西山聖了(名取事務所)
2026年6月19日(金)~28日(日)
会場:東京・下北沢 「劇」小劇場
公式サイト:
https://www.nato.jp/topics.html#topi_250611