加藤和樹が主演を務め、2022年に上演された『裸足で散歩』の再演が決定。2024年9月下旬から11月にかけて東京・大阪・茨城・神奈川・静岡・北海道・愛知・香川ほかで上演することが発表された。
『裸足で散歩』は、ブロードウェイを代表する喜劇作家、ニール・サイモンによる戯曲。前回に引き続き、新米弁護士のポール役で加藤、自由奔放な妻・コリー役で高田夏帆が出演する。
また電話会社の男役として、劇団ラッパ屋の旗揚げメンバーのひとりでもある実力派俳優の福本伸一が新たに参加。さらに、一風変わった住人ヴィクター・ヴェラスコ役で松尾貴史、コリーの母バンクス夫人役で戸田恵子が名を連ねた。翻訳は福田響志、演出は元吉庸泰がそれぞれ務める。
■翻訳:福田響志 コメント
初演が終わってから、大学の課題でこの戯曲のワンシーンを演出する機会がありました。
同世代のアメリカ人の役者さんと、英語でニール・サイモンと向き合う。何度も読んだはずの戯曲が、新しい顔を見せてくれました。ある種原点回帰したことで、日本で演る意義をより強く感じています。古き良きコメディを今、そして新しい時代に伝えるために、翻訳もアップデートしていきたい。