2024年1月10日 17:00
鶴、2024年初ライブでソウルメイトにワイワイと元気の恩返し【ライブレポート】
笠井はこの日のため年末年始にスタジオに入ろうとしたものの、休みで営業していなかったためドラムを叩けないフラストレーションを餅を食べることで解消した模様。
しばし鶴らしいトークでワイワイした後、秋野が「今年も鶴は元気です!」と高らかに宣言してライブが再開した。
4周目の47都道府県ツアーから生まれたミニアルバム『4-4』収録の「ニューワールド」は、爽快なサビメロと疾走する演奏が鶴らしい1曲。
「さあ踊ろうぜー!」と秋野が叫ぶと、神田のスラップ奏法が炸裂して、笠井がディスコビートを叩き出し、秋野がワウギターで呼応するセッションから、ライブアンセム「踊れないtoフィーバー」が飛び出した。
ミラーボールが回る中、合唱しながら手を上げて場内は大盛り上がりとなった。
対照的にマイナー調の旋律で張り詰めた空気感の「ペインキラー」を歌い終えると、MCでは秋野が元日から起きている震災に触れる。
「もしかしたら、今日来ることができなかった人もいるかもしれない」と気遣いながら、「こういうことが起こると、“自分には何ができるかな”って考えることが増えるんだけど、ひとまず、元気な人は引き続き元気よく。俺たちも元気にやるから。