2021年8月13日 17:00
高橋颯が豊かな感情表現でドラァグクイーン夢見る高校生に。『ジェイミー』ゲネプロレポート Part2
ミュージカル『ジェイミー』が、8月8日に開幕。これに先駆け、報道陣にゲネプロが公開された。
イギリスのBBCで放送されたドキュメンタリー「Jamie: Drag Queen at 16」をベースにミュージカル化された本作。番組の舞台になったサウス・ヨークシャーで初演されたあと、本場ウエストエンドにも進出し、2018年のローレンス・オリヴィエ賞で5部門にノミネートされた。9月にはAmazon Prime Videoでの映画版配信も決定している。
ドラァグクイーンに憧れる16歳のジェイミー(森崎ウィン / 高橋颯:Wキャスト)は、高校卒業を記念して行われるプロムに“自分らしい”ドレスで参加することを目指していた。誕生日に母マーガレットから真っ赤なハイヒールを贈られたのを機に夢に向かって突き進もうとするも、教師や同級生・保護者から猛反対される。さらにジェイミーの夢を理解できない父との確執も深まって──。
取材日にタイトルロールを務めていたのは、ダンス&ボーカルグループ・WATWINGメンバーの高橋だ。母の応援を胸にショードレス専門ショップのオーナーや仲間たちと打ち解け、ドラァグクイーンになる夢を叶えようとする主人公ジェイミーを、高橋は等身大のキャラクターとして立ち上げる。