2022年3月25日 12:00
ミュージカル『犬との約束』横山だいすけインタビュー「周りとの絆を再確認できる作品」
負け続きでなかなか成果を上げられずにいる、頼りないキャラクターですね。青木さやかさん演じる助手のスーザンに「給料を払って欲しい」「家賃すら払えない」と何度もツッコまれて(苦笑)
──見返りを求めず苦しんでいる人を救おうと邁進するジョージは、忠誠心の強い“犬”みたいな存在ですね。
理想に対する忠誠心がある、まっすぐな人物ですよね。あたたかい心で人に接する。ダニエルが愛犬を奪われた事件は、1869年にアメリカで起こった「オールドドラム裁判」がもとになっているんですが、ジョージのポジションにいる実在の弁護士が最終弁論で語った「犬への賛辞」という演説が劇中にも登場します。
常連の岸本功喜作品に「あったかくならんわけがない!」
──胸を打つ「犬への賛辞」は本作ラストに登場します。最初はセリフで始まり、次第にミュージカルナンバーに発展して。横山ジョージの見どころな予感ですね!
脚本・演出の岸本功喜さんからジョージの役どころをご説明いただいた時にも「作品のキーパーソンだから」と念押しされました(笑)。
『世界迷作劇場』シリーズや『おばけのアッチ リーディングミュージカル』など、横山だいすけの出演作に数多く関わっている岸本さんが大切にしているメッセージを、ジョージの成長を通じて皆さんにお伝えしたいです。