BUCK-TICKインタビュー「新しいバンドをやるような気持ち」あの日から現在、そして未来へ続く新作とツアーを語る【前編】
それは、こうしてしゃべっている声と歌っている声が全然違うので、自分自身で歌う声に慣れるためでもあります。
――ユータさんとヤガミさんは、おふたりのボーカルを聴かれてどう思われましたか?
樋口さっきヒデ(星野)も言っていましたけど、デモテープで歌っているので、僕らは結構彼の歌を聴いているんです。今井くんは飛び道具的な歌ばっかり歌っていますけど、今回はさまざまな曲調があって、ふたりともいい感じになったんじゃないかな。ヤガミ星野はリードボーカルをとるのは初めてですけど、僕らはずっと聴いていて。今井は今までアッパーな曲はあっても、新作に入っているようなバラードは初めてで、どんなもんだかと思いましたが……何気に「今井のバラードいいな!」と思いましたね(笑)。これからファンの人には、今井のボーカル、星野のボーカルにも慣れてもらいたい。
ヤガミ・トール
――今井さんの表情豊かなボーカルは意外性も含めてワクワクさせてくれますし、星野さんのボーカルは新鮮で優しさに満ちている感じがしました。ところで、今井さんはライブにおいて結構ステージでのアクションがありますが、今後ボーカルもやるとなるとパフォーマンスにも影響がありそうですか?
今井ライブでの見せ方はそうですね。