第2次世界大戦を数学者の視点で描く 『アルキメデスの大戦』が本日より公開
(C)2019映画「アルキメデスの大戦」製作委員会
かつてない斬新な切り口で描く歴史エンタテインメント作品、『アルキメデスの大戦』が本日より公開される。1930年代の日本を舞台に、アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍で繰り広げられる、“戦艦大和建造”を巡る知略、謀略、そして数学を駆使した頭脳戦が描かれる作品だ。
原作は、『ドラゴン桜』『インベスターZ』などの三田紀房による同名漫画。監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『永遠の0』『DESTINY 鎌倉ものがたり』などで知られる山崎貴だ。戦艦大和の“壮絶な最期”を、圧巻のVFXでスクリーンによみがえらせる。
物語の舞台は、1930年代の日本。アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍の司令部は、世界最大級の戦艦“大和”を建造し、日本の国威を世界に示すという計画を立てていた。その計画に反対を唱える海軍少将・山本五十六は、“大和”建造を阻止するため、帝国大学100年にひとりの逸材で、“アルキメデスの再来”と呼ばれる天才数学者・櫂直を引き入れる。
櫂は、数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる“大和”建造費の見積もり額に矛盾を発見し、軍部の陰謀を暴こうとするのだが……。