新国立劇場『テーバイ』開幕 舞台写真と構成・上演台本・演出の船岩祐太らのコメント到着
11月7日新国立劇場 小劇場にて、舞台『テーバイ』が開幕、舞台写真とともに、構成、上演台本、演出を務める船岩祐太、クレオン役の植本純米、アンティゴネ役の加藤理恵、オイディプス役の今井朋彦からのコメントが到着した。
『テーバイ』は、1年間という期間の中で、参加者が話し合いや試演を重ねて作品理解を深めながら、より豊かな作品づくりをおこなっていく「こつこつプロジェクト」から誕生した作品。テーバイの地を舞台に、建国の祖カドモスの末裔が辿る悲劇的な運命を描いた『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』『アンティゴネ』の3作品をひとつの戯曲として再構成し、現代における等身大の対話劇として創り上げた。
■船岩祐太(構成・上演台本・演出)コメント
こつこつとギリシャ悲劇を底本とした物語を紡いでまいりましたが、スタッフ、キャストの力を得て、本日無事に初日の幕が開きました。はるか遠い昔に作られた物語ですが、どこか今との繋りを感じてもらえると幸いです。公演はまだまだ続きますが、総力を持ってこの物語をお届けしたいと思います。
■植本純米(クレオン役)コメント
2021年にこつこつプロジェクトが始まり今日まで長い旅路だったので開幕した今も旅の途中駅のような気がしています。