2022年4月4日 18:00
【独占レポート】銀杏BOYZツアーファイナル札幌公演「どんな環境にいる人でも、この時間だけは全てを忘れて音楽を楽しんで欲しい」
岡山健二(Dr)
中盤、即興か未完成かの歌を冒頭に加えた「新訳 銀河鉄道の夜」、「アーメン・ザーメン・メリーチェイン」と身を削るような楽曲が続いた後、「光」からDr.kyOn(Key)が加わった。演奏される音はさらに厚みを増し、さらに銀杏BOYZの中でも超大作と言って良いであろう「東京」へと続いた。
Dr.kyOn(Key)
「ライブをすると新しい曲を作りたくなる。曲ができるとライブをしたくなる。これの繰り返しだ」
切ない楽曲が続いた後、後半では銀杏BOYZの代表曲「BABY BABY」、「ぽあだむ」といったポップチューンが演奏され、観客は何の申し合わせもないはずなのに、この辺からスタンディングする人が大半となった。最後にメロウでありながら、何もかもが遠くにあるように感じさせる楽曲「僕たちは世界を変えることができない」で本編が終了した。
コロナ禍でもあり、観客は声を出せない。観客は「アンコール」を拍手だけで表現し、その音が鳴り止まぬ中、再びステージに照明が灯り峯田とサポートメンバーが登場した。
山本幹宗(G)
アンコールでは再び切ない楽曲「夜王子と月の姫」、山本幹宗(G)