2023年1月11日 12:00
資生堂ギャラリーの公募プログラム入選者による個展、第16回『shiseido art egg』1月24日より開催
1919年のオープン以来、「新しい美の発見と創造」という活動理念のもと、アートによる美しい出会いや経験を人々に提供する活動を続けてきた東京・銀座の資生堂ギャラリー。2023年1月24日(火)から資生堂ギャラリー主宰の公募プログラム『shiseido art egg(シセイドウアートエッグ)』の入選者3名の個展を開催する。
2006年にスタートした『shiseido art egg』は、新進アーティストによる「新しい美の発見と創造」を応援する公募プログラム。第16回目となる2022年度は、全国各地より260件の応募があった。入選者には、資生堂ギャラリーの通常の企画展と同様に、担当キュレーターと話し合いを重ね、個展形式で展覧会をつくりあげる機会が提供されることから、今回もギャラリー空間を活かした独創的な展示プランが多く提案されたという。
選考の結果、入選したのは、独自の視点から今日の世界の新しい価値観や美意識を表現する若手作家たち。岡ともみ、YU SORA(ユ ソラ)、佐藤壮馬の3名である。
岡ともみ展(1月24日〜2月26日)は、自身の祖父の葬儀での経験を出発点に、形骸化しつつある葬送の形や死との向き合い方について、インスタレーションを通じて再考するもの。