現在望みうる最高の顔合わせが実現! ラトルとツィメルマンのベートーヴェン「ピアノ協奏曲全集」登場
© Mark Allan
ベートーヴェン生誕250年の2000年末、現代最高のピアニストのひとり、クリスチャン・ツィメルマンが、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲を一気に録音した。この録音は彼にとって、1989年から1991年にかけて行われた旧録音から約30年を経ての再録音だ。
今回は、長年にわたってベルリン・フィルの芸術監督を務めたサー・サイモン・ラトルが、現在音楽監督を務めるロンドン交響楽団を指揮しての共演だけに注目度は高い。
まさに現在望みうる最高の顔合わせによる成果や如何に!?
サー・サイモン・ラトル© Mark Allan
アルバム詳細: https://www.universal-music.co.jp/krystian-zimerman/
●ツィメルマンのメッセージ
「これらの作品をこの何年か演奏していなかったので、とても懐かしく感じています。生涯演奏し続けることができるのに、今無性に弾きたいと感じさせられる。ベートーヴェンの協奏曲とはそのような作品です」
すでに全集の中から「ピアノ協奏曲第4番第3楽章」のデジタル先行配信がスタート。CDの国内盤の発売も発表された。