『インサイド・ヘッド2』監督&製作者が語る“良い続編の条件”
ディズニー&ピクサーの映画最新作『インサイド・ヘッド2』がいよいよ明日8月1日(木)から公開になる。本作は、人間の頭の中の感情を描いた作品で、思春期を迎えた女の子ライリーのドラマと彼女の頭の中が描かれるが、物語を動かす最大のアクターは“頭の中”ではなく、彼女の“周囲”にある。
年齢を重ね、はじめて社会や周囲を強く意識するようになった彼女を最も揺さぶるものは何か? そして、彼女はどんな感情を見つけていくのか? 監督を務めたケルシー・マンと、プロデューサーのマーク・ニールセンに話を聞いた。
人間の頭の中はどうなっているんだろう? 私たちはなぜ喜んだり、悲しくなったりするのだろう? いつまでも覚えている記憶もあれば、すぐに忘れてしまう出来事があるのはなぜだろう? そんな人間の記憶や感情の不思議を、小さな女の子ライリーの頭の中を舞台に描いたのが傑作『インサイド・ヘッド』だ。『モンスターズ・インク』などを手がけたピート・ドクターが自身の娘を見て思いついたストーリーは多くの観客のハートを(そして頭の中を)魅了し、映画は大ヒットを記録した。
あれから9年。シリーズの生みの親ピート・ドクターは続編をまったく考えていなかったという。