ケネス・ブラナーが即答した出演の決め手とは? 『キング・オブ・キングス』特別映像公開
(C)2025 MOFAC Animation Studios LLC.
『パラサイト 半地下の家族』を超え、北米における韓国映画として歴代最高収入を記録した『キング・オブ・キングス』。この度、チャールズ・ディケンズ役のケネス・ブラナーによる特別インタビュー映像が公開された。
本作は、『クリスマス・キャロル』で知られる英国の文豪チャールズ・ディケンズが子どもたちのために執筆した幻の作品『The Life of Our Lord(私たちの主の生涯)』にインスピレーションを得て製作されたアニメーション映画。文字の読めない大衆のために自身の作品の朗読会を開き続けていたディケンズは、毎年クリスマスに子どもたちの前で同作を朗読していたという。「子どもたちのために書いたものだから、自分が生きているうちは出版するな」という遺言を残し、同作は没後64年を経て1934年に子孫によって出版された。
この原作について、製作・監督・脚本を務めたチャン・ソンホは、「映画の完全な原作というより、ゆるやかにインスピレーションを受けた」とコメント。ディケンズのイエス・キリストに対する解釈は監督とは大きく異なっていたという。そのため映画では原作から完全に脱却し、クリスマスを共に祝い、すべての人々の幸せを祈るという慈愛の心を描いた代表作『クリスマス・キャロル』など、イエスの物語を大衆に伝え続けた彼の人物像に焦点を当てたとしている。
公開された映像では、ブラナーがディケンズの魅力について語っている。本作について「(ディケンズがイエスの物語を)どう書くかを自由に解釈し、美しく楽しい表現で描いた作品だ」と評し、インスピレーションの源となったディケンズの物語について、「いわば私的な本だったんだ。だから、彼の生活や著作における魅力的で個人的な側面を本作で初めて知る人は多いだろう」と分析した。
本作への参加の決め手については、「ずっとディケンズ作品の大ファン」だと即答。「キリスト教の物語は僕たちの生活に根付いている。多くの現代キリスト教派やクリスマスなどに息づく宗教的意味合いが文化に影響を与えている。信仰の有無は関係ない」と、イエスの物語が皆の身近にあると示唆する。
さらに、「本作は独創的で機知に富み、親しみやすい手法でキリスト教の物語を信者にも非信者にも紹介している」と述べ、優しい切り口で教養としても楽しめる作品であることを強調した。
映画『キング・オブ・キングス』ケネス・ブラナーの特別インタビュー映像
<作品情報>
『キング・オブ・キングス』
3月27日(金)公開
公式サイト:
https://hark3.com/king/
(C)2025 MOFAC Animation Studios LLC.