核兵器禁止条約が本日発効 『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』4月公開決定!
2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)で活動してきた被爆者であるサーロー節子に4年間密着取材を行ったドキュメンタリー映画『ヒロシマへの誓い サーロー節子とともに』が、本日1月22日(金)に核兵器禁止条約が発効されることを受け、4月よりユーロスペースをはじめ全国で順次公開されることが決定した。
1945年8月6日に広島市へ原子爆弾が投下され、わずか13歳で被爆し、300数名もの学友を瞬時に亡くしたサーロー節子。彼女は後にカナダ人と結婚し、移住先のトロントで全世界に向けて平和活動を続けてきた。本作ではその活動を4年間に渡って密着取材し、サーローの原点と軌跡を探る。同時に、プロデューサーである被爆2世でニューヨーク在住の竹内道が、サーローと出会い自身の真実を見つける旅が並行して描かれる本作。ふたりは偶然にも広島女学院の卒業生であり、竹内は節子に励まされ、自分の家族の被爆の歴史に目を向け始めて、広島赤十字病院初代院長時に被爆した祖父や入市被爆した母の語らなかった体験を少しずつ発見し、被爆二世としての自身を見つめなおしていく。
監督は竹内と共同プロデュースも出がけるスーザン・ストリックラー。