ふたりの写真家の出会いから生まれる、新たな物語『本橋成一とロベール・ドアノー』6月16日より開催
ふたりとも、そのような苦境の中でつつましくも懸命に生きる人々にたくましさや真の豊かさを見出し、失われゆく風景とともに写真に収めてきた。本橋は「写真や映像は、相手に対する想いとイマジネーションだ」と語り、ドアノーは「相手をこよなく愛してこそ、写真を撮ることが許されるのだ」という言葉を残している。
これまで、このふたりの作家を並べて語ることはほとんどなかったのではないだろうか。しかし、世界各地で争いが絶えない現在、愛や優しさ、ユーモアを持って現実や社会と関わり続けてきたふたりの作品を通じて、人間にとって大切なこととは何か、改めて思い起こさせてくれるだろう。
<開催情報>
『本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語』
会期:2023年6月16日(金)~9月24日(日)
会場:東京都写真美術館2階展示室
時間:10:00~18:00、木金は20:00まで(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館翌平日休)
料金:一般800円、大学640円、高中・65歳以上400円
公式サイト:
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4534.html