山種美術館が所蔵する東山魁夷の作品を全点公開『東山魁夷と日本の夏』7月20日から
(山種美術館蔵)の連作も見どころのひとつとなっている。
同展では、魁夷の所蔵作品を10年ぶりに全点公開すると同時に、浮世絵から近代・現代日本画に至る所蔵品のうち、夏をテーマとした名品や、涼しさの感じられる優品を選りすぐって展示するという。北斎や広重の風景画や、日本の海と銀色の月を描いた横山大観の《夏の海》(山種美術館蔵)、青い浴衣姿の女性の一瞬のたたずまいをとらえた上村松園の《蛍》(山種美術館蔵)、初夏の訪れを告げる花菖蒲を瑞々しく描いた小林古径の《菖蒲》(山種美術館蔵)など、目にも涼やかな作品群が並ぶ。
横山大観《夏の海》1952(昭和27)年頃 山種美術館蔵
今年も猛暑の厳しい夏となりそうだが、魁夷の美しい風景画をはじめとした清々しい作品に親しみつつ、涼やかな美術館で爽やかなひとときを優雅に過ごしたい。<開催概要>
『【特別展】没後25年記念東山魁夷と日本の夏』
会期:2024年7月20日(土)~9月23日(月・祝)
会場:山種美術館
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(8月12日、9月16日、9月23日は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)
料金:一般1400円、【夏の学割】大高500円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要)
公式サイト:
https://www.yamatane-museum.jp/
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