2021年9月19日 12:00
亀田誠治「涙が出そうになった」 中山優馬主演舞台『ザ・パンデモ二アム・ロック・ショー』が開幕
撮影:五月女菜穂
中山優馬が主演を務める、ロック☆オペラ『ザ・パンデモ二アム・ロック・ショー』が2021年9月18日(土)、東京・日本青年館ホールで開幕。
物語の舞台は、ザ・ビートルズの来日に日本中がわいていた1966年。当時中学生だった楠瀬涼(中山優馬)は音楽にのめり込んでいく。やがてロックバンド「THE REASON」を結成し、若者から熱狂的な支持を受けるように。そんな中、歌番組で姉妹アイドルデュオ「ウエハース」として活動する及川真実(桜井玲香)と出会い、互いに惹かれ合う。だが、夢のような日々は1980年12月8日、ジョン・レノンの射殺をきっかけにボロボロと崩れ落ち、やがて涼は悪夢と現実の狭間をさまよい始めるーー。
初日を前にした17日(金)、ゲネプロ(総通し舞台稽古)と記者会見が行われ、作・作詞・楽曲プロデュースの森雪之丞、音楽の亀田誠治、演出の河原雅彦、出演する中山優馬、浜中文一、桜井玲香、水田航生、玉置成実が登壇した。
ロック☆オペラ『ザ・パンデモ二アム・ロック・ショー』会見より
森は、キャロル・キングの半生を描いた『ビューティフル』や、フォー・シーズンズの『ジャージー・ボーイズ』のように、音楽の史実に基づいた話をミュージカル仕立てで紡ぐことを着想し、本作を書き上げたという。