22年大河ドラマの主人公、北条義時を巡る人々も登場! 『The SAMURAI ―サムライと美の世界―』展が10月2日より箱根・岡田美術館にて開催決定
岡田美術館蔵
武士の歴史との関わりが深い土地柄に建つ箱根・岡田美術館では、武士をテーマにした展覧会『The SAMURAI ―サムライと美の世界―』を開催する。
同展では、源氏の武将とその家来たちが描かれた作品や、凄惨(せいさん)な合戦の様子、勇壮な馬追の祭礼など、時代によって異なる武士の姿を中心に、渡辺崋山や歌川(安藤)広重など、武士階級の画家が描いた絵、また 武家・武芸に関わる屏風など、武士をテーマとする絵画、工芸品を併せて30件余りを展示。2022年の大河ドラマに登場する人物らも描かれている。
源平の栄枯盛衰を豪華絢爛に表現した≪平家物語図屏風≫や、源義経、静御前、武蔵坊弁慶を描いた葛飾北斎による≪堀河夜討図≫などの名品に加え、2021年が渡辺崋山の没後180年の節目にあたることに因み、代表作≪虫魚帖≫(重要文化財)も公開。
日本の歴史を築いてきたSAMURAIと美の世界を辿る。
葛飾北斎≪堀河夜討図≫(部分)江戸時代後期 19 世紀前半岡田美術館蔵
≪合戦図屏風≫(部分)桃山~江戸時代初期 16~17 世紀 岡田美術館蔵
≪相馬野馬追図屏風≫(部分)江戸時代中期 18 世紀 岡田美術館蔵
渡辺崋山≪虫魚帖≫のうち(鶏頭にとんぼ・部分)