国宝《燕子花図屏風》を今年も公開! 根津美術館で「光琳派」の全貌に迫る特別展、4月11日から
2026年4月11日(土)より、港区南青山の根津美術館で『光琳派国宝「燕子花図」と尾形光琳のフォロワーたち』が開催される。毎年庭園のカキツバタが咲く季節に公開される尾形光琳筆の国宝《燕子花図》を中心に、今年は「光琳派」の全貌を展観する展覧会だ。
あらかじめ確認しておきたいのは、同展で焦点を当てるのは「光琳派」であって、「琳派」ではない。日本美術史でもお馴染みの「琳派」とは、俵屋宗達から尾形光琳、そして酒井抱一、鈴木其一へと、約200年以上という「時空を超えた私淑」による画風の継承者たちをいうが、展覧会タイトルにある「光琳派」とは、尾形光琳(1685-1716)の直接・間接的な追随者たちのことを指す。
尾形乾山作《銹絵山水図八角》日本・江戸時代18世紀個人蔵
よく知られているのが、光琳と同じ京都の高級呉服店・雁金屋に生まれた、実弟・尾形乾山(1663-1743)である。後に陶芸家となった彼は、兄が絵付けをした兄弟合作の器を、世に送り出した。
渡辺始興筆《燕子花図屏風》右隻日本・江戸時代18世紀クリーブランド美術館蔵
また光琳の一番弟子・渡辺始興(1683-1755)も近年注目されている。狩野派の画技を身につけた後に乾山焼の絵付けに携わった始興は、光琳に師事し、その制作助手として活躍した。
同時に本草学に通じた公家・近衛家煕の御用絵師として、「写生」にもとづく新しい絵画を切り拓いた光琳派のキーパーソンだ。同展ではアメリカのクリーブランド美術館からの里帰り作品として、写生に長じた始興の個性が表れた《燕子花図屏風》が展示される。
立林何帠筆《天神図》日本・江戸時代18世紀永青文庫蔵
そのほか、江戸で乾山について学び、光琳晩年の号である「方祝」の印を用いて「光琳三世」とみなされた立林何帠(生没年不詳)や、光琳のもうひとりの弟子で俵屋宗達やその後継者たちの作風を慕った深江芦舟(1699-1757)など、知られざる絵師にスポットが当たる。従来語られてきた琳派の歴史に、新しい光を当てる画期的な展覧会となるだろう。
深江芦舟筆重要文化財《四季草花図屏風》日本・江戸時代18世紀福田美術館蔵
<開催情報>
『開館85周年記念特別展光琳派国宝「燕子花図」と尾形光琳のフォロワーたち』
会期:2026年4月11日(土)~5月10日(日)
会場:根津美術館
休館日:月曜(※ただし5月4日(月・祝)は開館)
時間:10:00~17:00(※ただし5月5日(火・祝)~5月10日(日)は~19:00)、入館は閉館の30分前まで
料金:[オンライン日時指定予約]一般1800円、大学生以上800円
※当日券は上記料金に一律200円プラス
公式サイト:
https://www.nezu-muse.or.jp/
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