ASKA「今しか歌えない歌を」コロナ禍での“新しいリアル”を語る【ロングインタビュー】
9月の3週連続配信に続きツアーの模様を収めた映像作品をリリースするASKA。このコロナ禍と言われる時代に、ASKAという稀代のシンガーソングライターの存在感が増している。音楽、そして時代との距離感をASKAはどう見つめているのか?
9月の3週連続配信リリースに続いて、10月21日(水)には昨年から今年にかけて行われたツアーの模様を収めた『ASKA premium ensemble concert -higher ground- 2019>>2020』の映像作品がリリースされる。さらに、11月8日(日)にテレビ東京全国6局ネットで、このツアーに密着したドキュメンタリー番組が放映されることとなった。積極的なリリースにメディア展開と、このコロナ禍と言われる時代に、ASKAという稀代のシンガーソングライターの存在感が増している。音楽、そして時代との距離感を彼の視線で見つめてみると、そこにはまったく新しいリアルが浮かび上がってくるーー。
Text●谷岡正浩
ーー『ASKA premium ensemble concert -higher ground-』は、ASKAさんの歌とバンド、そしてbillboard classicsというストリングス・チームの三位一体の形が最大の特徴ともいえるライブでしたが、ここに行き着くまでの経緯を教えてください。