くらし情報『『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部が開幕、上村聡史「改めて“今”を語る作品となりました」』

2023年4月19日 12:15

『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部が開幕、上村聡史「改めて“今”を語る作品となりました」

(左から)長村航希、岩永達也、鈴木杏、坂本慶介 撮影:宮川舞子

撮影:宮川舞子



『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部「ミレニアム迫る」が、4月18日(火) に新国立劇場 小劇場で初日を迎えた。

本作は、新国立劇場の芸術監督・小川絵梨子が就任とともに打ち出した支柱のひとつ「演劇システムの実験と開拓」として、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」の第5弾。1991年の初演以来世界中で上演されてきたトニー・クシュナーの名作で、エイズを発症したゲイの青年・プライアーを中心に、人々が懸命に前に進もうとする姿を天使の登場などファンタジーの要素も織り交ぜながら描く群像劇だ。

演出にはフルオーディション第3弾『斬られの仙太』を手がけた上村聡史を再び迎え、書類選考を含め約1カ月にわたるオーディションを経て選ばれた8名のキャストが出演する。


『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部が開幕、上村聡史「改めて“今”を語る作品となりました」

(奥)水夏希(手前)岩永達也
『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部が開幕、上村聡史「改めて“今”を語る作品となりました」

(左)山西惇(右)坂本慶介
第一部「ミレニアム迫る」では、8名のキャストが複数の役を演じ分け、上演時間約3時間30分をエネルギッシュに駆け抜けた。なお本日4月19日(水) からは第二部「ペレストロイカ」が幕を開ける。

■演出:上村聡史 コメント
「劇場が一体となって旅をしている」

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