「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」 製作実地研修に参加する作家3名決定 短編映画は2021年1月完成予定
特定非営利活動法人映像産業振興機構による、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」において、今年7月〜8月に実施したワークショップに参加した20名の中から、2020年度の製作実地研修に参加する3名の作家が決定した。
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」は、優れた若手映画作家を公募し、本格的な映像制作技術と作家性を磨くために必要な知識や技術を継承するためのワークショップや製作実地研修を実施。作品発表の場を提供することで、次代を担う長編映画監督の発掘と育成を目指している。
今回制作実地研修に参加するのは、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科の卒業制作で監督・脚本を務めた『カルチェ』がPFFアワード2018に入選し、第19回TAMA NEW WAVEにてグランプリを受賞した植木咲楽、日本映画大学在籍中からピンク映画や低予算の現場で助監督として働き、卒業制作で脚本・監督を務めた『さよならあたしの夜』を16mmフィルムで制作した木村緩菜、監督作『春みたいだ』が PFF アワード2017やTAMA NEW WAVE 正式コンペティション部門などに入選した日本大学芸術学部卒業の志萱大輔の3名となった。