くらし情報『第43回ぴあフィルムフェスティバル開幕 OP上映作品『裸足で鳴らしてみせろ』舞台挨拶レポート』

2021年9月11日 21:00

第43回ぴあフィルムフェスティバル開幕 OP上映作品『裸足で鳴らしてみせろ』舞台挨拶レポート

第43回ぴあフィルムフェスティバル開幕 OP上映作品『裸足で鳴らしてみせろ』舞台挨拶レポート

伊藤歌歩さん
その後、世界初の作品のお披露目となり、上映後はアフタートークへ。再び、工藤監督、佐々木、諏訪が登壇し、撮影時の思い出や、工藤監督が脚本を書く際にずっとリピートしていた曲のことなどの舞台裏のエピソードが明かされた。

これを撮るためにいままでの人生があったんじゃないか

『裸足で鳴らしてみせろ』は、佐々木演じるナオミと、諏訪演じるマキが、「自分の代わりに世界を見てきてほしい」というマキの養母で盲目のミドリに、世界各地の音を届けようとする物語。ミドリに音を届ける過程で、次第にひかれあうようになった二人の関係の行方が丹念に描かれるが、とりわけ佐々木と諏訪の魂も身体も丸ごとぶつかりあうような演技が強く印象に残る。

実際、佐々木、諏訪ともにそうとう役にのめりこんだようで、なかなか役が抜けなかったことをそれぞれ告白。佐々木が「いままで何本か映画に出演してきたが、初めて実人生ともうひとつ別の(ナオミという人物)の人生を歩んだような感覚がある。演じてこういう感覚になったのははじめてのこと」と語れば、諏訪も「撮影は昨年の10月で、作品が完成して2月にはじめて作品をみたときは、まだ役が抜けきっていなかった。

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