くらし情報『直輸入の演出&日本のキャストで『ピピン』を上演』

直輸入の演出&日本のキャストで『ピピン』を上演

直輸入の演出&日本のキャストで『ピピン』を上演


海の向こうで今年度のトニー賞が発表される本日6月10日(月)、2013年の同賞ミュージカルリバイバル作品部門を制した『ピピン』の日本語版が東急シアターオーブで開幕する。後に大名作『ウィキッド』を生むことになる作詞・作曲家スティーヴン・シュワルツと、『シカゴ』で知られる天才演出・振付家ボブ・フォッシーらが1972年に生み出した作品を、40年の時を経て『ヘアー』の演出家ダイアン・パウルスが蘇らせた傑作だ。

主人公はフランク王国の若き王子ピピン(城田優)。自らの存在意義を模索する彼は、リーディングプレイヤー(Crystal Kay)に導かれて冒険の旅に出る。父チャールズ王(今井清隆)、義母ファストラーダ(霧矢大夢)、異母弟ルイス(岡田亮輔)、祖母バーサ(中尾ミエ/前田美波里)、そして未亡人キャサリン(宮澤エマ)とその息子テオ……。さまざまな確執や反発、助言と出会いの果てに、ピピンが導き出す答えとは ……? シンプルだが普遍的で深遠なテーマを、サーカスアクロバットを駆使した大胆な演出で描き出していく。

ブロードウェイミュージカルの日本語版が製作される際には、向こうの演出を基本的にそのまま踏襲する“レプリカ版”と日本の演出家が独自の演出を施す“日本オリジナル版”とがあり、今回は前者。

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