くらし情報『『フェラーリ』情熱と狂気、そして愛。1957年、“F1の帝王”に何が起きたのか? 【おとなの映画ガイド】』

『フェラーリ』情熱と狂気、そして愛。1957年、“F1の帝王”に何が起きたのか? 【おとなの映画ガイド】

『フェラーリ』 (C)2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

(C)2023 MOTO PICTURES, LLC. STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.



イタリアの自動車メーカー「フェラーリ」の創始者を主人公にした映画『フェラーリ』が7月5日(金)、全国公開される。“F1の帝王”とよばれる彼が、公私ともに危機に陥り、ある挑戦をしかけた1957年の日々をスリリングに描いた傑作。監督はマイケル・マン。主演はアダム・ドライバー。

『フェラーリ』

エンツォ・フェラーリの朝は早い。そしてなかなか忙しい。起床すると車を駆って自宅へ急ぐ。どこで寝ようと、朝の珈琲は妻とともに飲むと約束させられている。
自宅に着くと、スクープを狙うプレスが張り込んでいる。部下からライバル社が雇ったドライバーの動向を知らせる電話が入っている。不機嫌そうな妻と日課のような喧嘩をする。そのあとひとりで墓地へ赴き、去年若くして亡くなった長男の霊と話す。床屋に行き、髭をそりながら古くからの友人と軽口で会話を交わす。教会のミサにでて、息つく暇もなく、テストコースへ……。

彼は元レーサーでカーデザイナー。10年前に妻と設立したフェラーリ社は、レース参加6戦目のローマ・グランプリで優勝、自動車メーカーとしても成功していた。

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