2022年1月14日 12:00
北の大地の咆哮を聴く! 札幌交響楽団東京公演 2022
北海道を拠点する“北の名門”札幌校交響楽団の東京公演が開催される(2022年2月8日:サントリーホール)。
指揮者は、当初予定されていたマティアス・バーメルトが、昨年11月29日に政府から発表された「オミクロン株に対する水際措置の強化」により、入国が叶わず、ユベール・スダーンに変更。これはこれで注目すべき顔合わせだと言えそうだ。
プログラムには、ベルリオーズの劇的交響曲『ロミオとジュリエット』より『愛の場面』に、伊福部 昭の『ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲』&シューマンの交響曲第2番が用意され、札幌交響楽団特有の瑞々しいハーモニーが楽しめそうだ。
伊福部作品に登場するソリストが、若手のホープ山根一仁(ヴァイオリン)というのにも注目したい。進境著しい山根と札幌交響楽団との相性やいかに、更にはダイナミックな伊福部作品をどのように表現するのか興味津々。
●公演概要
2月8日(火)サントリーホール大ホール
札幌交響楽団東京公演2022
https://www.sso.or.jp/concerts/2022/02/-tokyo-2022/
●山根一仁(ヴァイオリン)Kazuhito YAMANE, violin
2014年桐朋女子高等学校音楽科(共学)