くらし情報『古代ヴィーナス像の傑作《カピトリーノのヴィーナス》が来日『永遠の都ローマ展』9月16日より開催』

2023年8月25日 11:30

古代ヴィーナス像の傑作《カピトリーノのヴィーナス》が来日『永遠の都ローマ展』9月16日より開催

なかでも注目を集めるのは、古代ローマ帝国の栄華を象徴する《コンスタンティヌス帝の巨像》。教皇からローマ市民に寄贈された作品の1点でもあるこの古代彫刻は、頭部だけで約1.8メートル。同展では、頭部、足、球体をもつ手など、巨像の一部を原寸大で複製した作品が登場し、迫力ある巨大彫刻を体感させてくれる。
東京会場のみでの公開となるが、門外不出の傑作《カピトリーノのヴィーナス》が来日するのも、大きな見どころだ。古代ギリシア最大の彫刻家プラクシテレスの女神像(前4世紀)に基づく2世紀の作で、ルーヴル美術館の《ミロのヴィーナス》などと並ぶ、古代ヴィーナス像の傑作である。
なお、2023年は、日本の明治政府が欧米に派遣した岩倉使節団がカピトリーノ美術館を訪れてから150年の節目の年にあたるという。同展では、同館と日本との関わりを紹介する興味深いコーナーも設けられている。<開催情報>
『永遠の都ローマ展』

会期:2023年9月16日(土)~12月10日(日)
会場:東京都美術館
休室日:月曜(9月18日、10月9日は開室)、9月19日(火)、10月10日(火)
時間:9:30~17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)

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