“何者でもないただの男”が豹変 イリヤ・ナイシュラー監督作『Mr.ノーバディ』6月11日公開決定
(c)2021 Universal Pictures/配給:東宝東和
映画『NOBODY(原題)』が、邦題『Mr.ノーバディ』として6月11日(金)より東宝東和配給で日本公開することが決定した。さらにインターナショナル版の予告映像も解禁されている。
全編主人公目線のカメラワークで展開する挑戦的な演出で話題となった『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー監督と『ジョン・ウィック』シリーズでお馴染みの脚本家デレク・コルスタッドが新たにタッグを組んだ。様々なストレスを抱えながら生きる人々に捧げる、デトックスにピッタリの痛快ハードボイルド・アクション大作となっている。
主人公のハッチ・マンセルは仕事では過小評価され、家庭ではリスペクトできない父親として扱われるなど、人生の苦難をぐっと受け止めながら生きる、地味で平凡な“何者でもないただの男(NOBODY)”だった。
ある夜、郊外にある自宅にふたりの強盗が押し入るが、ハッチは暴力を恐れて父親らしく、そして男らしく反撃することが出来なかった。事件をきっかけにさらに家族から失望され、同じ職場の義弟にもいちゃもんをつけられ、胸の中で煮詰まっていた怒りがふつふつと湧き上がっていく。