冨田勲の世界をライブで体験!? 神田 将 プレミアム公演
“エレクトーンの鬼才”神田 将(かんだ ゆき)による「奇跡のコンチェルト」シリーズ全12公演の開幕が目前だ。日本を代表する気鋭の音楽家をソリストに招いたこのシリーズの面白さは、協奏曲には必須のオーケストラの役割を、神田 将のエレクトーンが1台で担うことだ。まさに“ひとりオーケストラ”。その凄さは、既存のエレクトーンのイメージを大きく変えるに違いない。楽器の進化は、我々の想像を超える領域にあり、それを操る奏者によって、エレクトーンはかつてのシンセサイザーをも上回る能力を発揮することにびっくりだ。
シリーズの幕開けを飾る最初の公演が、神田 将のソロコンサートであることの意味はそこにあるようだ。まずはその凄さを知ってほしいとの思いが込められたコンサートの内容は、かつて一斉を風靡した冨田勲(1932-2016)のシンセサイザー演奏の再現だ。今を遡ること50年あまり前の1974年に発表された富田のアルバム『月の光』は、ビルボード全米クラシカルチャートで第2位を記録。
翌75年の第17回グラミー賞において、日本人として初めてノミネートされたことは歴史的な出来事だ。その後、『展覧会の絵』や『火の鳥』などを経て制作された『惑星』がビルボード全米クラシカルチャートで第1位を獲得。その評価を不動のものとしたことは忘れられない思い出だ。
今回の公演において、神田 将が『展覧会の絵』その他を披露することは、まさに冨田勲へのオマージュに他ならない。さてさて、最新鋭のエレクトーンは、半世紀を経てどのように進化したのだろう。乞うご期待!
神田将プレミアム公演 奇跡のコンチェルトシリーズ#1
4月8日(水)霞町音楽堂
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