くらし情報『現代美術家・田村友一郎の過去最大規模の個展を水戸芸術館で開催 過去作品の断片を基に生成AIが新たな物語を紡ぐ新作を発表』

現代美術家・田村友一郎の過去最大規模の個展を水戸芸術館で開催 過去作品の断片を基に生成AIが新たな物語を紡ぐ新作を発表

現代美術家・田村友一郎の過去最大規模の個展を水戸芸術館で開催 過去作品の断片を基に生成AIが新たな物語を紡ぐ新作を発表


水戸芸術館現代美術ギャラリーで、田村友一郎の個展が11月2日(土)〜2025年1月26日(日)まで開催される。展覧会タイトルは、水戸芸術館の英語表記「Art Tower Mito」の略称「ATM」に着想を得た新作から付けられている。
田村友一郎は1977年富山県生まれ、京都在住。既存のオブジェクトやイメージを起点に、土地に固有の歴史や現代の大衆的主題など、幅広い領域から現実と虚構を織り交ぜた物語を制作。写真や映像やオブジェなどを用いてインスタレーションやパフォーマンスを展開してきた。綿密なリサーチから飛躍する妄想と連想、多義的な鋭い批評眼とユーモアが魅力だ。
今春開催されたグループ展『未完の始まり:未来のヴンダーカンマー』(豊田市美術館)では、直立歩行を始めた最初期の猿人「ルーシー」の骨を起点に、チタン、ジョン・レノンの生成AIナレーション、ゴルフなど異質なイメージが結びついたSF的映像作品《TiOS》を発表。ものまねとアートの接点についても研究し、ものまね芸人・ミラクルひかるの出演でも話題となった。
現代美術家・田村友一郎の過去最大規模の個展を水戸芸術館で開催 過去作品の断片を基に生成AIが新たな物語を紡ぐ新作を発表

《TiOS》「未完の始まり:未来のヴンダーカンマー」、豊田市美術館、2024
これまでナレーションや語り手を伴った物語、説話、エピソードのような形態でナラティブな要素を持つ作品を構築してきた田村は、まずテキストを書くことが出発点になるという。

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