The Birthday、最後のZepp Tokyoワンマンとなった『SUNBURST TOUR 2021』ファイナル公演レポート
Photo:Yuki Shimbo(新保勇樹)
The Birthdayの全国ツアー『SUNBURST TOUR 2021』が、12月8日に東京・Zepp Tokyoで開催された追加公演にてファイナルを迎えた。
『SUNBURST TOUR 2021』は、7月にリリースされた11枚目のアルバム『サンバースト』を引っ提げたツアーで、9月1日の神奈川・川崎クラブチッタを皮切りに全国25公演が行われた。なお2022年1月1日で営業を終了することが発表されているZepp Tokyoは、バンドにとってこれまで何度も出演してきた思い出深い場所で、本公演がZepp Tokyoでのラストライブとなった。
チバユウスケ(Vo/Gt)
ヒライハルキ(Ba)
ライブはZepp Tokyoの“Thanks & So Long!”月間の1日として行われ、『サンバースト』の1曲目でもある「12月2日」からスタート。この日は1階も全席指定となっているためメンバー、観客とも慣れ親しんだZepp Tokyoとは違う環境ではあるものの、The Birthdayのライブを楽しむという思いで一気にひとつになっていく。
その後も『サンバースト』の収録曲や、新曲4曲とツアー序盤のライブ音源4曲を収録してツアー中の11月にリリースされたミニアルバム『CORE 4』からの最新曲を中心にパフォーマンス。中盤では、昨年ツアーが中止になってしまった期間で制作されたシングル曲「ヒマワリ」、そして圧巻の「ハレルヤ」のあとチバユウスケ(Vo/Gt)がハンドマイクに持ち替えて「月光」「ショートカットのあの娘」が披露された。
フジイケンジ(Gt)
クハラカズユキ(Ds)
「Zepp Tokyoにはお世話になったなあ。
ずーっと出てたもんな。」と短く語り、さらに「息もできない」「オルゴール」などの新曲そして久しぶりの「JOIN」などを披露。イントロでマラカスを振る「ギムレット」で本編の幕を閉じた。アンコールではミディアムテンポの「ヘッドライト」「ブラックバードカタルシス」を披露し、さらに鳴りやまない拍手に応えて登場した2回目のアンコールで「OH BABY!」を演奏すると「また近いうちに!」と大きく手を振りながらステージを後にした。
Photo:Yuki Shimbo(新保勇樹)
<公演情報>
SUNBURST TOUR 2021 追加公演“Thanks & So Long! Zepp Tokyo”
12月8日(水) 東京・Zepp Tokyo