シリーズの生みの親が解説! 『インサイド・ヘッド2』が“ワクワクする理由”
ディズニー&ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド2』が日本での公開をスタートした。ピクサーといえば『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』など傑作を次々に発表する世界屈指のスタジオで、前作『インサイド・ヘッド』の監督も務めたピート・ドクターが現在、スタジオの創作のトップ=チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めている。
彼は本作では“会社のお偉いさん”として指示をしたり、名義だけを貸したりするのではなく、監督を務めたケルシー・マンらと「一緒に歩みながら作品づくりに参加した」という。ドクターに話を聞いた。
ピクサーの長い歴史には決して欠かすことのできない創作者たちが何人かいるが、ピート・ドクターもそのひとりだ。彼は『トイ・ストーリー』ではストーリーとキャラクター開発に携わり、『モンスターズ・インク』『カールじいさんの空飛ぶ家』を監督。成長して変化していく自身の娘を見て“彼女の頭の中では一体、何が起こっているんだろう?”と思ったことから監督作『インサイド・ヘッド』が誕生した。
その後、彼は人間の生きる意味や人生の素晴らしさを描いた『ソウルフル・ワールド』を発表。『インサイド・ヘッド』で得た気づきや、想いをさらに深化させた傑作だ。