高校を卒業したばかりのスリーピースバンド・ココラシカ サックス奏者・小西遼をプロデュースに迎えた新曲「Q」と現在の心境を語る!【オフィシャルインタビュー】

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Text:栗本斉
高校を卒業したばかりという話題のスリーピース・バンド、ココラシカが本格的に始動したのが、昨年の夏から。7月に「最後の花火」、9月に「溶けないで」、11月に「花瓶」と2カ月おきに新曲をリリースし、その都度バンドの成長ぶりが感じられた。
そして、2025年に入り、最初シングル「Q」を発表。象眠舎やCRCK/LCKSでの活躍で知られ、数々のサポートやプロデュースも手掛けるサックス奏者の小西遼にプロデュースを依頼し、これまでの楽曲とはまた違う、壮大なオーケストラル・ポップに仕上がっている。また、歌詞に関してもさらに内省的な表現に向かっており、この1年の成長ぶりを感じさせてくれるだろう。
ここでは、メンバーのこうき(vo/key)と、らな(b)のふたり(ドラムのこたは事情によりお休み)に、新たなチャレンジとなった新曲「Q」のことを中心に、現在の心境を語ってもらった。
――新曲の話の前に、この1年のココラシカを総括してみましょう。昨年は制作環境を含めいろんな変化があったと思いますが、心境の変化もありましたか。
らな(b)年末のタイミングで、3人でもこの1年を振り返ったんです。