くらし情報『近代洋画の流れを“光”と“陰”をテーマに展観『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日より開催』

2022年4月19日 12:00

近代洋画の流れを“光”と“陰”をテーマに展観『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日より開催

クロード・モネ《モンソー公園》1876年泉屋博古館東京


住友洋画コレクションを「光陰礼讃」いうテーマのもと、近代絵画史の流れにそって紹介する『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』が、5月21日(土)より六本木・泉屋博古館東京にて開催される。

住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年の欧米視察中、パリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事をきっかけに収集が始まった。

その後、パリ留学を支援していた洋画家・鹿子木孟郎を仲介者に、パリの画壇で活躍するジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派の名画を収集。さらに鹿子木は、岸田劉生や、ピカソやルオー、また日本のフォーヴを担った画家たちの魅力ある絵を紹介。そのため、継続的に住友家に名画がもたらされていた。

同展では、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、館蔵の洋画コレクションのなかから、この流れを受けて展開していった近代洋画の数々を初公開の作品を含めて公開。

明治・大正・昭和という激動の時代を経て、今に伝わる作品たちがくぐり抜けてきた歳月にも思いを馳せてみたい。


近代洋画の流れを“光”と“陰”をテーマに展観『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日より開催

鹿子木孟郞《ノルマンディーの浜》1907年
近代洋画の流れを“光”と“陰”をテーマに展観『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日より開催

オーギュスト・ルノワール《静物》1905年頃泉屋博古館東京
近代洋画の流れを“光”と“陰”をテーマに展観『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日より開催

浅井忠《河畔洋館》1902年泉屋博古館東京
近代洋画の流れを“光”と“陰”をテーマに展観『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』5月21日より開催

岡田三郎助《五葉蔦》1909年泉屋博古館東京
【開催概要】
泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅱ『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』
会期:2022年5月21日(土)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.