2024年2月29日 11:00
新国立劇場が来季演目発表。開幕から2か月連続で新制作。細川俊夫新作も
2月21日、新国立劇場が2024/2025シーズンのオペラ・ラインアップを発表。会見を開き、大野和士芸術監督が概要を発表した。シーズン・ラインアップは以下のとおり。
●ベッリーニ:夢遊病の女【新制作】
© Javier del Real | Teatro Real
10月3日(木)~14日(月・祝)[全5公演]
指揮:マウリツィオ・ベニーニ
演出:バルバラ・リュック
アミーナ:ローザ・フェオーラ(ソプラノ)
エルヴィーノ:アントニーノ・シラグーザ(テノール)
ほか
新シーズンの開幕を飾る新制作。ベッリーニ作品が新国立劇場で上演されるのはこれが初めて。かねてから大野芸術監督が標榜している、ベルカント・オペラのレパートリーを増やすという狙いに合う選曲。プロダクションはマドリードのテアトル・レアル、バルセロナのリセウ大劇場、パレルモ・マッシモ劇場との共同制作で、すでにマドリードで初演されている。
大野「輝かしい愛の歓びで終わるハッピーエンドのオペラ。演出のリュックは俳優出身で、オペラの世界に新しい光を放ちつつある。巨匠指揮者ベニーニとのコンビネーションをぜひ楽しんで。主役二人は説明不要。