黒木華の独占インタビューも。イプセンの名作を現代のスマホ社会に描く舞台『NORA』WOWOWで放送・配信
黒木華が主演を務める舞台『NORA』が、2026年11月にWOWOWで放送・配信されることが決定した。
本作では、ヘンリック・イプセンの近代劇の名作『人形の家』を、現代のスマートフォン中心の生活へと大胆に移して描く。1879年に発表された『人形の家』は、妻や母という役割の中で生きてきた主人公ノラが、ひとりの人間として自分の人生に向き合う姿を描き、今日まで世界各国で上演されてきた。今回の『NORA』は、時代を経てもなお色褪せないその問題提起を、コミュニケーションのあり方がかつてない速度で変化した現代に置き直す意欲作だ。
演出を手がけるのは、ヨーロッパで最も注目されている演出家のひとりであるティモフェイ・クリャービン。登場人物たちの会話の多くはスマートフォン上で交わされ、その画面が舞台上に投影される。言葉の裏側にある本音と建て前、すれ違い、関係のほころびが浮かび上がっていく。すぐにつながれるはずの時代に、人はなぜ分かり合えないのか。
現在の私たちの生活感覚と舞台が重なり合う。
主人公ノラ役を黒木が演じるほか、ノラの夫ヘルメル役で勝地涼、ノラの友人クリスティーン役で瀧内公美、ノラを追い詰めるクログスタ役に鈴木浩介が出演。さらに、石村みか、今井公平、越後静月、大滝樹、小幡貴史、木山廉彬、中野風音といった面々も登場する。スマートフォンに入力する言葉や消した文面、検索履歴、言葉になる前の沈黙。舞台上に立ち上がる複数の情報が、登場人物たちの距離や感情を映し出す。便利につながれる時代だからこそ、かえって見えにくくなるものがある。『NORA』は、他人の目を意識するデジタル空間での自分と生身の自分、人生の選択を大胆に描いている。
WOWOWでは舞台本編に加え、主演の黒木が本作の魅力を語る独占インタビューもあわせて届けられる。
本作について黒木は、「この作品の大きな特徴は、舞台上に携帯電話でのやり取りが映し出されることです。文字の打ち込みやその操作の全てを、実際に役者がリアルタイムで行っています。情報量が多いため、劇場では“どこを追ったらいいのか”という部分もあるかと思いますが、映像になることで、どのような感覚で見ていただけるのか、とても楽しみですし、細かいところまで多面的に見ていただけたらうれしいです」とコメントを寄せている。<番組情報>
黒木華主演・舞台『NORA』
原作:ヘンリック・イプセン『人形の家』
演出:ティモフェイ・クリャービン
出演:黒木華勝地涼瀧内公美鈴木浩介ほか
2026年11月、WOWOWで放送・配信予定
収録日:2026年7月22日(水)
収録場所:東京・東京芸術劇場 プレイハウス
番組公式サイト:
https://news.wowow.co.jp/5699.html