渡辺謙『ライオン・キング:ムファサ』でディズニー映画初参加! “ヴィラン役”声優に
と謙遜した。
世界中を魅了してきた『ライオン・キング』について問われた渡辺は「親子のつながりや友情など動物の話ではあるが、根源的に人間が持っている悲しみや苦しみも含まれている。これが皆さんに支持されている理由だと思うので、かなり必死にやりました」と語った。
ディズニー作品には欠かせないミュージカルナンバーについても、音楽を手掛けるリン=マニュエル・ミランダとは親交がある模様。今回作品を共にする感想について問われると「リンが楽屋に訪ねて来てくれて一緒に写真を撮った。その翌年にリンが手掛けた『ハミルトン』を鑑賞後に楽屋にお邪魔したが、こんなややこしい音楽を作る方とは知らなかった(笑)。劇中の音楽はアフリカのビートが効いたノリのいい音楽で、キロスのキャラクターとどのように整合性を持たせればいいかわからなかった。なのでマッツの歌を参考に聴くと結構ねっとりしていて、テイストはキャラクターを引きずっていかないといけない、とリセットさせてもらった」とリンやマッツとのエピソードを紹介しながら音楽の魅力を伝えた。
さらに、すでに発表されているムファサ役とタカ役を務める尾上、松田との共演についても、まだ会えていないのでこれからだと期待を寄せた。