「若者の洋楽離れ」と叫ばれて久しいが、もはや議論にもならない。やはり日本にも海外にもそれぞれの音楽的な特色があり、それをおのおのが自由に楽しむことが重要だと考えるのが妥当ではないだろうか。しかし、洋楽に触れることで新しい価値観を得られることは事実だろう。
そういう意味で国内にいながら直に洋楽に触れられる機会は貴重だ。特に2019年の年末はKISSやU2などの注目アーティストの来日が並んだが、2020年初頭もチェックしておくべき公演が続く。
まずは1月25日、第91回アカデミー賞で前座を務めたクイーン+アダム・ランバートが来日する。これは映画『ボヘミアン・ラプソディ』でも話題になったバンド、クイーンのブライアン・メイ、ロジャー・テイラーとアメリカの歌手のアダム・ランバートによるプロジェクト。
1月から2月にかけては人気アカペラグループのペンタトニックスが「PENTATONIX THE WORLD TOUR JAPAN 2020」として、約2年半ぶりの5都市をめぐる国内ツアーを行う。
世界を魅了する、彼らのハーモニーを国内で聴ける機会を逃さないでほしい。
同じく2月には新進気鋭のプロデューサーで、ジ・インターネットのギタリストでもあるスティーヴ・レイシーも「STEVE LACY JAPAN TOUR 2020」