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バッハ・コレギウム・ジャパン 極めつけにフレッシュなブランデンブルクがここに!

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バッハ・コレギウム・ジャパン 極めつけにフレッシュなブランデンブルクがここに!

(c) Ayumi Kakamu



「バッハの素晴らしい音楽を1人でも多くの人と共有したい」という想いを掲げながら演奏活動を続けてきたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)。今や世界最高峰のバッハ演奏団体に数えられる彼らのコンサートからは、毎回熱いメッセージが伝わってくる。その彼らの11月のメニューは、バッハの器楽作品の中でも最も人気の高い「ブランデンブルク協奏曲」全曲だ。1721年にブランデンブルク=シュヴェート辺境伯クリスティアン・ルードヴィヒに献呈されたことから「ブランデンブルク協奏曲」と呼ばれるようになったこの作品は、様々な楽器の組み合わせによる可能性を追求した6曲の素晴らしい協奏曲集。

まさに、バッハの創造力と熱意がほとばしるような傑作だ。指揮は、2018年9月に首席指揮者に就任した今をときめく人気指揮者鈴木優人。自らもチェンバロを演奏する若きマエストロがこの名作をどのように聞かせてくれるのか。300年の時空を超えたコラヴォレーションに興味津々!

●公演概要
・11月23日(土、祝)三井住友海上しらかわホール
・11月24日(日)東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル

●鈴木優人(指揮・チェンバロ)

http://suzukimasato.com/

●バッハ・コレギウム・ジャパン

鈴木雅明が世界の第一線で活躍するオリジナル楽器のスペシャリストを擁して結成したオーケストラと合唱団。
J. S. バッハの宗教曲を中心に、近年はメンデルスゾーンに及ぶ作品の理想的な上演・普及を主旨として活動。透明かつ劇的な合唱とオリジナル楽器による演奏は「アンサンブル全体が協和しながら光を発するかのような響きの美しさ(朝日新聞)」と高く評価されている。

’92年より東京・神戸での定期演奏会を開始、’99年から海外公演も本格化し、ライプツィヒ・バッハ音楽祭、BBCプロムス、カーネギーホール、コンセルトヘボウ等での演奏を通じて、その評価を高めている。2013年3月には、合唱団が鈴木雅明指揮ニューヨーク・フィル定期に出演。’14年3月ニュージーランドおよびスペイン・フランス公演、秋にはメキシコ公演を実施。’15年5月プラハの春国際音楽祭等に出演、10月〜11月器楽アンサンブルによるアメリカ公演を実施。’16年4月、ロンドン、ウィーンを含むヨーロッパツアーを実施、各地で絶賛を博した。

スウェーデンBISより90点以上に及ぶCDをリリースし、多くの賞を受賞。
2010-11年には『バッハ:モテット全集』が欧州3カ国のベスト・ディスク賞を獲得。2012年には震災チャリティCD『Bach for Japan』をリリース。’95年から時系列順で取り組んできた<バッハ:教会カンタータシリーズ>が2013年2月、全曲演奏・録音(全55巻)を完遂、大きな反響を呼んでいる。この教会カンタータ全曲録音完遂について、BISレコーズが2014年エコー・クラシック賞エディトリアル・アチーブメント・オブ・ザ・イヤー部門を受賞。

※関連公演
・11月23日(土、祝)三井住友海上しらかわホール
・11月24日(日)東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアル

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