大地真央&花總まりが初共演『おかしな二人』本日開幕
『はだしで散歩』『映画に出たい!』『思い出のブライトン・ビーチ』『23階の笑い』などなど、日本で翻訳上演された作品も数多いブロードウェイ随一の喜劇作家、ニール・サイモン。その最高傑作とも言われる『おかしな二人』が、演劇界きってのコメディエンヌ大地真央と、本格的コメディには初挑戦となる花總まりという魅惑の初顔合わせで上演される。
『おかしな二人』のブロードウェイ初演は1965年だが、その主人公は男性ふたり。これが映画化やドラマ化もされる大ヒットを記録したあとの1985年、気の合わないルームメイト同士が巻き起こす騒動という設定はそのままに、サイモン自身が女性ふたりを主人公にして書いたのが、今回上演される『おかしな二人・女性版』だ。
舞台はマンハッタン。無精者のオリーブ(大地)が住む部屋は散らかり放題だが、女友達が毎日のように集まっては、ゲームやおしゃべりで盛り上がっている。ある日の話題は、夫から離婚を切り出されたばかりの友人フローレンス(花總)について。皆で傷心の彼女を心配していると、玄関のベルが鳴り本人が入ってくる。
夫に未練タラタラのフローレンスに、オリーブは新たな人生を送るべきだと、自分との同居を提案。