プレトニョフによるオール・チャイコフスキープログラムを堪能 兵庫芸術文化センター管弦楽団
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の、第159回定期演奏会の話題は、何と言ってもロシアの巨匠ミハイル・プレトニョフの、指揮者としてのPAC初登場だ。
1957年ロシアのアルハンゲリクス生まれのプレトニョフは、弱冠21歳にしてチャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門を制覇。その驚くべき技巧と美しい音色、深い知性に裏付けられた独創的な演奏によって、世界中の音楽ファンを魅了したことは語り草だ。ピアニストとしてカリスマ的な人気を誇る一方、指揮者としての活動も開始し、シュタ−ツカペレ・ドレスデンやロイヤル・コンセルトヘボウ管など、世界中の一流オーケストラを指揮すると共に、ロシア史上初の国家から独立したオーケストラであるロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立し、世界中でツアーを行うなど、その活動の幅はまさに無尽蔵だ。そのプレトニョフとPACの相性やいかに。
今回予定されるプログラムは、プレトニョフの祖国ロシアの大作曲家チャイコフスキーの名曲ばかりを集めたものだけに、期待は募るばかりだ。そして注目すべきは、ヴァイオリン協奏曲のソリストを務める前田妃奈だ。2002年大阪生まれの前田は、兵庫県立芸術文化センターのソフト先行事業として2003年より始まった、音楽が大好きな小学生から高校生までの弦楽器によるオーケストラ「スーパーキッズ・オーケストラ」出身なのだから興味深い。
ここでの経験を経て、若手ヴァイオリニストの登竜門、ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクール優勝の栄誉を勝ち取った俊英の晴れ姿に興味津々。巨匠プレトニョフの指揮のもと、持ち前の伸びやかな演奏に期待が募る。
兵庫芸術文化センター管弦楽団 第159回定期演奏会
プレトニョフ 極上のオール・チャイコフスキー
■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2557180(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2557180&afid=P66)
5月23日(金)15:00開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール
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