堂本剛に森崎ウィンが聞くエンターテイナーの生き方「好きなことだけやっていくのって大変ですか?」
(撮影:映美)
自分の好きなことをして、生きていきたい。
そう願う人は、きっと多い。でも、現実はなかなかうまくいかなくて。自分の居場所はもっと他にある、と思いながら袋小路でもがいている。はた目には、好きなことで生きているように見える芸能や芸術の世界にいる人も悩みは同じだ。
10月18日公開の映画『まる』は、アートの道を志しながらも、それだけでは身を立てられず、人気現代美術家のもとで、ただ機械のように仕事をこなす無気力な男性・沢田の物語。何の気なしに描いた〇(まる)が知らぬ間にバズったことから、一躍注目の現代アーティストへと押し上げられていく沢田は、いつしか「やりたいこと」と「求められること」のギャップに翻弄されていく。
はたして人は好きなことだけで生きていけるのか。
主人公・沢田を演じた堂本剛と、沢田の同僚であるミャンマー出身のコンビニ店員・モーを演じた森崎ウィンが本音をぶつけ合った。
すぐシャッターを下ろすイメージがあるってよく言われます
――まずはお互いの印象について聞かせていただけますか。
堂本森崎くんはそのままです。そのままこの感じの人で、裏表がないなっていう印象ですけど。