試写会満足度97%を記録したフランス映画『ファンファーレ!ふたつの音』DVD発売&デジタル配信が決定
(C)2024 –AGAT Films & Cie –France 2 Cinéma
今秋全国で劇場公開され、小規模ながらもスマッシュヒットとなった映画『ファンファーレ!ふたつの音』が、2026年2月18日(水)よりDVD発売およびデジタル配信される。
本作は、幼いころに生き別れ、まったく違う境遇で育った兄弟が、「音楽」を通じてお互いに助け合いながら未来へと歩き出す姿を描くヒューマンドラマ。舞台は北フランスの田舎町。クラシック界のスターとして圧倒的な人気を誇る指揮者のティボは、ある日突然白血病と診断される。ドナーを探す過程で自分が養子であること、そして生き別れた弟ジミーの存在を知ることになる。かつては炭鉱で栄えたが今は寂れた町で、仲間との吹奏楽団が唯一の楽しみであるジミー。すべてが正反対のふたりだが、ティボはジミーに類まれな音楽の才能を見いだす。これまでの運命の不公平を正そうと、ティボはジミーを何がなんでも応援することを決意する。
やがてその決意は、ふたりの未来、楽団、そして町の人々の運命をも思いがけない方向へ動かしていく──。
フランスでは260万人を動員し、実写映画において3週連続興行収入1位を記録した本作は、第77回カンヌ国際映画祭に正式出品され、第50回セザール賞主要7部門にノミネートされた。また第72回サン・セバスチャン国際映画祭では観客賞を受賞するなど、世界各国の映画祭で高い評価を獲得。日本でも試写会満足度97%を記録し、Filmarks初日満足度ランキング3位、ミニシアターランキングで2週連続1位(興行通信社調べ)を獲得した。
撮影はフランス北部ドゥエ近郊の町、ラレンで行われ、ラレン市営炭鉱労働者楽団のメンバーがジミーの所属する「ワランクール炭鉱楽団」の人々を演じた。作中ではベートーヴェン、モーツァルト、ドビュッシーからラヴェルの「ボレロ」、シャルル・アズナブールにダリダなど、クラシックの名曲から現代のヒット曲まで多彩な音楽が使用されている。
監督・脚本を務めたのはエマニュエル・クールコルで、イレーヌ・ミュスカリが共同脚本を手がけた。スター指揮者ティボ役をバンジャマン・ラヴェルネ、弟ジミー役をピエール・ロタンが演じるほか、サラ・スコらが出演している。
映画『ファンファーレ!ふたつの音』予告編
<作品情報>
『ファンファーレ!ふたつの音』DVD
2026年2月18日(水)発売
価格:5,280円(税込)
収録分数:本編約103分+映像特典約1分(予告)
画面サイズ:16:9LB シネマスコープサイズ
音声:(オリジナル)フランス語ドルビーデジタル5.1chサラウンド
字幕:日本語
※DVDレンタル、デジタル配信も同時開始
公式サイト:
https://movies.shochiku.co.jp/enfanfare/
(C)2024 –AGAT Films & Cie –France 2 Cinéma
(C)Thibault Grabherr