2022年9月30日 18:00
w.o.d. セルフプロデュースで挑んだニューアルバム『感情』 「バンドとして強くなった」
今や人気急上昇中のネオ・グランジ・バンド、w.o.d.(ダブリューオーディー)。彼らがニューアルバム『感情』を完成させた。スリーピースの限界を突破する圧倒的なオリジナリティを武器に、セルフプロデュースで挑んだ今作はバンドにとって決定打的な一枚に仕上がった。衝動迸るロック・チューンからメロディに重きを置いたスケール感のある曲調まで、どれもw.o.d.らしい個性に貫かれている今作について、メンバーのサイトウタクヤ(Vo&Gt)、Ken Mackay(Ba)、中島元良(Ds)に話を聞いた。
ちなみに、今作のレコ発ファイナルは最大キャパ・Zepp DiverCityである。デカ箱で早く今作の楽曲を浴びたい!
グルーヴどうこうではなく、その先に行きたいんですよ(サイトウ)
――今作の話の前に今なお続くコロナ禍で徐々に有観客ライブも増えていますが、バンド的には何か心境の変化はありますか?
サイトウコロナ前は小さなライブハウスをずっと回っていて、各所パンパンという感じでもなく、ドサ回りしてましたからね。いい感じでお客さんが増えてきた頃にコロナ禍になったんです。ライブがなくなったのは寂しいけど、声を出せないとか、そこは観ている側は辛いかもしれないけど、俺らはあまり何も感じなくて。