くらし情報『アーティゾン美術館恒例『ジャム・セッション』シリーズ、9月9日より開催 第4弾は山口晃が登場』

2023年8月9日 11:30

アーティゾン美術館恒例『ジャム・セッション』シリーズ、9月9日より開催 第4弾は山口晃が登場

山口晃《日本橋南詰盛況乃圖》(部分)2021-2023 年、作家蔵©YAMAGUCHI Akira, Courtesy of Mizuma Art Gallery


東京・京橋のアーティゾン美術館が、館のコレクションと現代美術作家の共演シリーズとして開催している毎年恒例の『ジャム・セッション』。画家の山口晃を迎えたその第4弾が、9月9日(土)から11月19日(日)まで開催される。
山口晃(1969-)は、東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程を修了。日本の伝統的絵画の様式に立脚しつつ、油絵の技法を用いた独特の作風で知られる。絵画や立体、漫画、インスタレーションなど、多岐にわたる作品を国内外で精力的に発表する一方、2013 年には著作『ヘンな日本美術史』で第12 回小林秀雄賞を受賞するなど、文筆家としても活躍している。美術史にも造詣の深い山口が、西洋の近代絵画と日本の近代洋画の優れたコレクションで知られる館で開かれる同展で問いかけるのは、「近代」とは、「日本的コード」とは、そして「日本の本来性」とは何か、ということだという。
その問いの答えを考えるべく山口が選んだ館蔵品は、日本の室町時代に活躍した水墨画家・雪舟の《四季山水図》と、しばしば「近代絵画の父」とも呼ばれるポスト印象派の画家セザンヌの《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》。

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