2022年8月29日 12:00
バロックオペラの刺激に刮目せよ! ヘンデル:『シッラ』(全3幕)/ファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテ
あの衝撃的デヴューアルバム、ヴィヴァルディの『四季』によって、バロック演奏の新時代を切り開いたファビオ・ビオンディ&エウローパ・ガランテの名コンビが、さらなる衝撃作をひっさげて来日する(2022年10月29日、30日:神奈川県立音楽堂)。
オペラと言えば、“豪華なオペラハウスにおける大掛かりな装置の中で演じられる総合芸術”といったイメージを持たれている方が多いと思うのだが、このオペラは全く別物。シンプルな舞台とシャープな演奏には、バロックオペラならではの魅力が満載。重厚長大なオペラのイメージが大きく変わること請け合いだ。
今回が日本初演となる『シッラ』公演は、当初2020年2月に予定されていながら、コロナ禍によって直前で中止となってしまった因縁作。2年半の時を隔てて、さらなる熟成が進んだであろう日本初演は、バロックオペラ新時代の幕開けを告げる!
●公演詳細: https://www.kanagawa-ongakudo.com/d/silla2022
●音楽監督:ファビオ・ビオンディ(指揮・ヴァイオリン)Fabio Biondi
イタリアのパレルモ出身。12歳でソリストとしてイタリア国立放送交響楽団(RAI)